礼拝と安息日と日曜日

無から命を創り出す神、天地創造の神は、7日目に安息されました。

神の民は、かつては7日目を安息日として礼拝を捧げていました。

 

神は、その御心により、イエス・キリストをこの世に遣わし、救いの出来事であるキリストの十字架と復活が為されました。金曜日に十字架による死が遂げられ、墓に葬られ、3日目の日曜日の朝に復活されました。

 

無から命を、天地を創造された神は、キリストの絶望の死において、命を生み出してくださいました。復活の命を示してくださいました。これは絵空事ではありません。

何人もの証人がいて、イエス・キリストの出来事と神の力は語り告げられました。

 

教会は、キリストにおける創造の第一の日すなわち日曜日を、新しい創造の日として安息日としました。

 

この出来事と、今も生きて働いておられる神の力は、長い時間と空間を越えて、この日本にまで伝えられてきました。キリスト教会は、日曜日ごとに神を礼拝することを続けています。

 

神は、ご自分に応答するものとして人間を造りました。神は、天地創造の第6日目に人を造りました。人間は、神によって命を与えられ、そして生かされている神の民です。神は7日目にご自分の仕事を離れ、安息されました。この日を、神は祝福され聖別されました。

 

キリスト教会にとっての安息日、復活の命に与る日曜日は、教会が創り主である神に立ち帰る日です。

神が祝福され聖別された日に、神の民は神の民としての存在を確認します。

 

1週間の間には、どの人も様々な状況に置かれ、それぞれの戦いをなしておられることでしょう。

けれど、どの人も、その命は神によって創られたものです。体も神によって与えられたものです。それぞれの場でその命を生きた1週間を終えて、新しい週のはじめを教会で過ごすことは、自分の創り主を覚え悔い改め、創り主また救い主への感謝の思いで満たされます。